ぼくはグランドサービス2プッシュバック編

グラサー道場

「ぼくはグランドサービス2」がなかなか上手く出来ない諸君のためにそのコツを伝授するのが、この「グラサー道場」じゃ。何?持ってないので説明されても困るって?リクエストが多ければそのうち別売されるかも知れんぞい!

まずは基本の確認じゃ!

基本その1「制限速度は守れ!」

運転席の右上に見える速度注意の札はダテ(見せかけ)ではない。焦る気持ちは分かるが、速度が遅い方が操作も簡単だし、やり直しは最も時間をロスする。押す対象が軽いほど簡単に加速減速してしまうので、重い飛行機の方が簡単に思える…という人は間違いなく速度の出し過ぎじゃ。

基本その2「トーバーは車輪の舵(かじ)だ!」

バーがクネクネ曲がって操作が難しいと思っておらんかな?実はトーバーは飛行機側の車輪に固定されているので、前輪の方向と完全に一致している。つまり車輪の舵(かじ)な訳じゃ。バーの向きそのものが前輪の進行方向だと心得るべし。

基本その3「押してもダメなら引いてみろ!」

どうしても訳が判らなくなったら、思い切ってバックで牽引してみることじゃ。そうすれば飛行機とトーバーとトーイングカー(タグ)が一直線に並ぶぞい。その時にトーイングカーがライン上に来るように牽引すると後が楽じゃぞい。

基本を踏まえた上で、コツの伝授じゃ!

コツその1「正確に正面に接続する」

ここからは トーイングカーから見て左にプッシュバックする例で解説するぞ。何はともあれ、まずはトーイングカーを正確に真っ直ぐ接続する事じゃ。ここで曲がっていると、その後の何もかもが難しくなる。ちなみに時速4kmを超えていると接続できないぞ。この状態で曲がるポイントまでゆっくりとプッシュバックじゃ。

コツその2「いったん逆ハンドルを切る」

飛行機を左へプッシュバックするためには、前輪を右に向ける必要がある。そのためには、トーイングカーを少しだけ左に向ける必要がある。ちなみに、これは曲がるための「キッカケ」でしかなのでほんの少しだけでよいぞ。飛行機とトーバーが「逆くの字」になっていることに注目。

コツその3「カーブを作る」

トーバーを曲げたら、今度はトーイングカー右に向ける。この時でも、飛行機とトーバーは「逆くの字」になったままじゃ。飛行機とトーバーとトーイングカーがカーブを描いている状態が判るかな。これがプッシュバックの基本形じゃ。

コツその4「前輪はラインを沿うように」

地上のラインはちゃんと意味があって引かれている。前輪がこのラインに沿ってキチンと動けば、最終的には予定位置になるように引かれているものなのじゃ。ラインと飛行機の前輪の方向が常に一定に沿うようにすることが重要じゃ。

コツその5「右へは左へ、左へ右へ」

ライン上で右に寄せたければ左へ、左へ寄せたければ右へハンドルを切る。ただし、これはハンドルを切った角度が小さいうちだけで、動きが大きくなるとこの傾向は完全に反対となってしまうそうならないためにも「速度はゆっくり」、「ハンドル操作もゆっくり」が必要。基本に立ち戻って速度の出し過ぎに注意じゃ。

以上をしっかり頭に叩き込んで、完璧を目指すのじゃ!

ふむふむ

発行人Dr.brain
ぼくはグランドサービス2の舞台が、実は「京都空港」であることがユーザからの通報で明らかとなった。ユーザ登録者A氏が、スコアを無視して空港内を走り回っていたところ、偶然にターミナルに「KYOTO」の看板を発見、証拠写真を撮影したというもの。この噂はかねてより何度も取り沙汰されており、空港が海上にあることから、日本海側の若狭湾周辺の可能性が濃厚であると言われてきたが、対岸に都市が見える点が合致しないと矛盾を指摘する声も多かった。しかしA氏は、「テクノの本社位置を考えると、これは琵琶湖かもしれない」と語る。「琵琶湖は正確には滋賀県ですが、千葉でも新東京とか、兵庫なのに大阪国際とか呼んでいる事例もありますからね。琵琶湖なら対岸に都市が見えてもおかしくない。」と指摘している。なお、本紙の取材に対し、テクノ広報部は「A氏の行為はゲームのルールを大きく逸脱している。ユーザ登録抹消等の法的措置も視野に入れて慎重に対応を検討中」としている。
調べによると、ぼくはグランドサービス2はジョイスティックやハンドルなどの外部装置でも動作するよう密かに設計されていることが判明した。これは同製品担当プログラマーがキーボードでのデバックに嫌気が差し、面倒臭くなってジョイスティック対応にしたものが、そのまま出荷されてしまったことが要因ではないかと消息筋は伝えている。さらに、より詳しい情報が製品の某groundフォルダから漏洩していることも本紙の追跡調査で判明した。これによれば、最大6台までの外部装置を接続可能で、設定次第でハンドルとアクセルの同時使用も可能となっている。なお、本紙の取材に対し、同社は「現在鋭意調査中でありコメントは差し控える」としながらも、「フライトシミュレータは社長の特権であるため、社内でのジョイスティックの使用は特定の管理者によって厳重に管理されている。事実ならば由々しき事態。」としている。

「ぼくはグランドサービス2」とは・・・「ぼく管2大阪編」初回限定版に付属した特典ゲーム。オリジナルは、1999年発売の「ぼくは航空管制官 powerupkit2」に付属し、そのコミカルな動きで航空ファンの間に爆笑の渦を巻き起こした、伝説的ミニゲーム。「2」では、これを詳細な物理計算をもとに3D化した。ご存じない方は、コチラのPRムービーをご覧ください。

「1」は上から見ただけ「2」は完全3D化された