PilotStoryとは…ちょっとマニアックな技術編

フライトシミュレータの心臓部「DN_CORE」

基礎技術開発に2年以上を費やし、航空工学的に考え得る物理運動のほぼ全てを再現。
実機の航空機設計に使われるNACA(NASAの前身)の翼型揚力データを採用し、詳細な慣性モデルを実現したことで、その挙動はまさに実機そのもの。さらにその結果を実機訓練用フライトシミュレータで比較検証。これまでのフライトシミュレータとは、リアルさのレベルが違います。DN_COREに投入された技術は、特許(第4040609号)も取得しています。

キーボード・マウス・ジョイスティック…統一した入力フィールを実現した「DN_INPUT」

全ての入力機器からの統一された入力フィールを実現するため、統合入力システムDN_INPUTを新規開発。
これまで困難とされてきたキーボードやマウス(マウスパッドも含む)での操縦を可能にしました。もちろん、ジョイスティックにも本格対応。最大4機器との接続をカスタマイズ可能で、複数スロットル軸や左右別アナログブレーキにまで対応しています。

さらに軽快になった3Dグラフィックシステム「PegasusV Release2」

「ぼく管」シリーズは言うまでもなく、関西国際空港フライト情報システム、航空保安大学校教育システム等、航空業界でも採用されてきた独自の3Dグラフィックシステム「Pegasus」シリーズの最新版V2を使用。ビデオチップのマルチストリームにも対応し、オンボードチップしか搭載されていない多くのノートPCでの動作も実現しました。その高速性は、低スペックと言われるネットブックの一部でも動作可能なほどです。(Intel915クラス秒間フレームレート20程度を最低に想定しています)

本格的な3Dサウンドを実現「SDW7」

15年以上に渡って音源面を支え続けてき独自のサウンドシステムSDW(SoundDirectorforWindows)が、最新版バージョン7として大きく進化。より軽快かつ階層的で高度な音源制御を実現しました。そのコアには、海外で評価を受け始めた新世代のサウンドシステムOpenALをいち早く採用。ソフトウェアレベルでの完全な3Dサウンドを実現するとともに、WindowsVista以降は非対応となってしまったハードウェア3Dでの動作もサポートしました。(SoundBlasterやnvidia社の一部のチップセットが対応しています)音源が目の前を通過する!まさに「今そこにある感」を体験してください。